バラ苗専門店イタミ・ローズ・ガーデン 広沢章夫のブログ

能勢ばら園の様子やバラ苗品種のご紹介、バラづくりに関する事など書いて参ります。

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鉢苗の秋剪定(大輪系モダンローズ)

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当社で通年販売している鉢植え苗、ぼちぼち秋剪定を始めています。
平地での標準的(早咲きとか遅咲きとか)な品種の秋剪定は、9月5日から10日が標準ですが、
能勢は秋が早く、9月5日を過ぎて剪定した株は年内に咲かないのも出るので、
時間のかかる秋剪定は少しずつ進めます。

参考:ヘンケル・ロイヤル
P8177520.jpg
花枝はまっすぐに伸びて大輪単花咲きのヘンケル・ロイヤル7号鉢植え
先日まで立派な2番花が咲いてました。
シュートもがっつり出た典型的なハイブリッドティです。

3番花はまだ出ていないので、凋花切りプラスアルファという感じの剪定です。
大輪系の品種なので、しっかりした花枝とシュートだけ残して、細かい枝は取り除きます。
P8177522.jpg
ピントが後ろになってましたm(_ _)m

剪定は、品種やその株の状態によって、切る位置や残す枝の数などがだいぶ違いますので、
切る前に良く株を観察して、どこで切ればどういう風に枝が伸びてどの辺で咲くかを
想像しながらやります。
実際はなかなか思い通りには行かないことも多いのですが、
この鉢植えの場合は、しっかりした花枝2本とシュート2本を残しています。
それぞれの枝から2本花枝が伸びてマックス6輪が咲いてくれると考えて、
この状態になりました。わずか3リッターの鉢植えですから、これぐらいが限界かなと。

剪定前の株元
P8177521.jpg

剪定後
P8177523.jpg
剪定したら土の表面を中耕して肥料をやっときます。

参考:ヘルムート・シュミット
P8177524.jpg
2番花の凋花切りをせずに枝の先から3番花が伸び出して咲いている状態のヘルムート・シュミット6号鉢植え
この品種は大輪系ですが、細めの枝がたくさん上がります。
小振りな株で2リッターの鉢植え。花枝2本とシュート2本残しました。
P8177528.jpg

剪定前の株元
P8177525.jpg

剪定後
P8177529.jpg

咲いている3番花は切り花に。
P8177526.jpg

参考:ヘルムートシュミット仮剪定
P8177532.jpg
同じヘルムート・シュミットの6号鉢ですが、こちらはまだ3番花の蕾がたくさんあるので、
もう少し後で本剪定することにして、細かい枝の整理と花数制限だけの仮剪定。

P8177538.jpg
少しすっきりしました。
細かい根を切らないように固まった土の表面だけ軽く中耕し、肥料はまだやりません。
中耕することで水の染み込み方が均一になります。

仮剪定前の株元
P8177533.jpg

仮剪定後
P8177537.jpg

このスリット鉢(CSMというタイプ)は鉢の底がベタなので、置き場所が防草シート上だと
良く育った株の場合このように根が出てきます。
P8177534.jpg

そのままにしておくと、根が防草シートの下に入り込んで、鉢を上げると根が切れてしまうので、
販売後に水涸れしやすくもなりますから、鉢の中にしまいます。
株を一旦鉢から抜いて元に戻すと根が鉢の中に収まります。
P8177535.jpg
この作業(一旦株を鉢から抜く)をやった場合、鉢の壁面と土の間にわずかに隙間が出来て、水やったときにその隙間から水が抜けてしまい、土が湿らない状態になる危険があるので、必ず土表面を中耕しておきます。

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バラ苗 ヘルムート・シュミット 鉢植え
[ 2016/08/18 17:55 ] バラづくり | TB(-) | CM(0)
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プロフィール

広沢章夫

Author:広沢章夫
イタミ・ローズ・ガーデンの広沢章夫です。実店舗「能勢ばら園」で毎日バラ苗作りに励んでいます。



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