バラ苗専門店イタミ・ローズ・ガーデン 広沢章夫のブログ

能勢ばら園の様子やバラ苗品種のご紹介、バラづくりに関する事など書いて参ります。

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雨の大晦日です

今日は朝から良い天気で、気温は低いものの過ごしやすかったのですが、昼過ぎから大雨。
一気に寒くなりました。
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バラ苗作りは天候の変化への対応がすごく大事だと思っていますが、今年の天気は本当に「経験したことのない」の連続でした。

3月が異常に暖かく、バラは一気に芽を伸ばして、4月上旬は低温。ベト病への対策が必要な状況で、4月下旬には一気に日中30度を超える暑さに。平地ではゴールデンウィーク前にバラが開花するという経験したことのない状況。能勢でもゴールデンウィークには咲き始めました。
秋も気温が高めで、10月の開花ピークを過ぎてもまだ花芽は上がり続け、秋の2番花が咲く品種も多くありました。

これからまだ暖冬傾向は続くようですので、鉢苗の植え替えや剪定など、春に向けた準備は大急ぎでやらなくちゃなりません。
まずは接ぎ木。既に穂木取り作業は始めてますが、台木の処理はまだこれから。いつものことですが、正月返上で頑張ります。
来年こそ余裕をもってやるぞ!

明日元旦はお休みをいただきます。2日からは(作業があるので!)通常営業です。
みなさま、良い年をお迎えください。
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[ 2015/12/31 18:43 ] ブログ | TB(-) | CM(0)

ミニバンドソー

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この機械は「ミニバンドソー」といいまして、電動糸鋸みたいなもんです。
細長いブレードがこの機械の中でぐるぐる回っているだけの単純な構造なのに、お値段が5万円ぐらいします。。。

何に使うかと言いますと、砥石を切ります。
石を切るためなので、ダイヤモンドブレード(鋸刃みたいなもの)で、上の白いタンクには水を入れてちょろちょろ出しながらゆっくりと切っていきます。

剪定鋏用の砥石はいくつか市販されているのですが、なかなかしっくり来るものが無くて自分で作っています。で、せっかくなので完成品を販売もしてます。
今日は中砥の在庫が無くなったので、切りました。
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剪定鋏用合成砥石(中砥)

刃物メーカーの岡恒さんから出ている剪定鋏用の砥石は大変優れもので使いやすいのですが、かなり荒いので、これで仕上げするととても具合がいいです。
普通の合成砥石(いわゆるレンガ)を小さく切ったもので、鋏を分解せずに研ぐためのもの。
あまり消耗してない鋏だと、これだけで気持ちよく研げます。

鋏を研いで欲しいというご依頼もたまにあります。
刃物屋さんじゃないのですが、私自身、良く切れる鋏で剪定するのが快感という性格なので、ご依頼があれば承ってます。お問い合わせください。
[ 2015/12/30 20:28 ] グッズ | TB(-) | CM(0)

ビニールハウス内

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接ぎ木するための穂木取り用・種木用のハウス内。
下の方の葉が黄色くなって、先月と比べると、かなり休眠が進んできたので、つるバラから穂木取りを開始です。
今日は気温も5度までしか上がらなかったので、枝は硬くていい感じ。

木立性の鉢は外に出してハウス内を空け、すぐに育苗床を作ります。
といっても、ボツボツやってるので、年内には終わらないな。。。

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端っこの下の方でプティット・コケットの大きな花が咲いてました。
ミルラの香り。

この品種、花は個性的ですごく良いんだけど、なかなか株が出来なくて。
樹勢が弱いです。
芽接ぎも頼んだのですが、この品種だけ全滅。

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隣の株に埋もれてしまってる。
枝も細いので、どれだけ接げるか。
[ 2015/12/27 19:05 ] ブログ | TB(-) | CM(0)

ブルースハープ

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もうクリスマスなのに。
冷たい雨の中、ゆっくりゆっくり咲いてます。
ブルーイングして紫。
正月の切り花に出来るかも。

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バラ苗【ブルースハープ】鉢植
[ 2015/12/25 17:56 ] バラ 木立紫 | TB(-) | CM(0)

雨時々晴れです

まるで梅雨のような天気が続いてます。
能勢はちょうど太平洋側と日本海側の中間のような天気で、雪はそう多くありませんが冬も良く雨が降ります。
過去2年は11月に入ると毎晩霜が降りていたのですが、今年は霜が降りたり水が出なくなったりすることが大変少なく、夜は夜露でびっしょり。

現在の気温は8度。
今日は1時間ごとに晴れたり雨が降ったりの時雨模様。
体感温度もめまぐるしく変わるので、ブルゾン着たり脱いだり。
ヒートテック2枚重ねなので晴れたら暑いです。
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苗はほぼ休眠かかってますので、土替え作業もボチボチやってます。
土替えのためにはが必要で。。。
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良い全身運動(有酸素運動!)になります。

長尺苗もまだたくさんありますが。。。
ピエールドゥロンサールは売り切れです。(次は新苗になります)
ルージュはまだあります。
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年内は31日までやってます。(29日(火)は定休日です)
お正月は1日はお休みさせていただき、2日から通常営業します。

年末年始の忙しい時期ですが、ばら園はお客様も少なく、ゆっくりとお話しできますので、よろしければご来店を。
[ 2015/12/25 14:38 ] ブログ | TB(-) | CM(0)

クリストファー・マーロウ

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このところの寒波で能勢はすっかり冬です。
今朝は-3℃まで冷え込みましたが、寒さに強い品種、平気で咲いてます。

春は一斉にたくさんの花が上がって、夏の間はお休み。
秋になるとまたボツボツと花が上がってくる返り咲き性で、いい香りがあります。
株は大きくなり過ぎず、鉢植でも十分楽しめる品種です。

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イングリッシュローズ【クリストファー・マーロウ】鉢植
[ 2015/12/20 21:28 ] イングリッシュローズ | TB(-) | CM(2)

露地植えバラの元肥

バラ栽培の本や苗に付けられたラベルには、『植え床の底に油粕・骨粉・硫酸加里を入れて・・・』と記述されている場合があります。
なぜそのようにする必要があるのか?・・・説明はありません。
少なくとも私がバラの植え付けをする場合には、このようなやり方はしません。

バラ苗は多くがノイバラの根に接ぎ木されています。
ノイバラの育つ環境は・・・

能勢ばら園の横の川にはノイバラが自生してます。
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おそらく、鳥が食べた実が糞と共に落ちて芽生えたのでしょう。
肥料も水もやってないのに、すごい大きさに育ってます。
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株元を見てみると・・・
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護岸の石積の隙間から生えています。

ノイバラが育つ場所は、表土には落ち葉が堆積していて動物の糞尿や虫の死骸なども少しはあって、表土より下は山の土か石だらけの川砂。
土の下の方には堆肥や肥料的なものはありません。

バラを栽培するに当たっては、こういった自然の状態がベストだとは言いませんが、少なくともノイバラが自生する場所の環境を考えると、施肥の方法も『植え床の底に肥料を入れる』のは合理的ではないと思います。

地中深くに張る根は、地上部を支えるために太くて長く、水分を吸い上げる役割を持ち、地表近くの根は細く細かくて栄養分を吸収する役割をしています。

なので、バラの植え床を作る場合は、根が深く張るように深く大きな植え床で根が張る隙間がある事が必要ですが、草花を植えるような『堆肥たっぷりでふかふかの土』である必要はありません。

バラは肥料を食べて育つのではなく、光合成で自分の体を作っていくので、そのときに必要な肥料分があれば良いわけです。
根から吸収される水分や栄養分は、いわゆる『浸透圧』によって吸収されます。なので、肥料が多すぎると、栄養分の吸収はおろか水分も吸収できなくなって水涸れ症状となります。たとえて言えば、ナメクジに塩をかけた状態。

植えて1年半の『土手ノバラ』・・・1年間肥料やってないです
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バラ苗を露地に植え付ける時は、苗を植えた後で表土に肥料をなじませる方法がゆっくり長く効く合理的な方法です。
既に育っている株に与える『冬の元肥』は、地表部30cm程度に堆肥と一緒に鋤き込みます。
(露地植えのバラにとっては、地表30cmは表土です。)
完熟した堆肥には腐植酸(フミン酸)が含まれていて、肥料の吸収を助けます。
鋤き込むことで表土の根は切れて更新されると共に、土に隙間が出来て新しい根が伸びる環境が整えられます。

ということで、特に今の時期、毎日お客様にご説明している内容でした。
[ 2015/12/18 19:53 ] バラづくり | TB(-) | CM(3)

ぞろ目になった

我が愛車というか、社用車のハイゼットグランカーゴ。ぞろ目出ました!
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13年経った車ですが、普通に走れてますよ。燃費も14キロぐらい。
軽自動車よりちょっとだけ大きなボディに1,300ccのエンジンなので、よく走ります。
[ 2015/12/18 18:16 ] ブログ | TB(-) | CM(0)

紅葉したバラ苗

異常なぐらいの暖冬ですが、寒い能勢では山の木々の紅葉も終わり、園内のバラ苗もほぼ休眠体制。
数少ないですが、紅葉した今のバラ苗の写真です。

クニルプス
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ジャック・カルティエ
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イスパハン
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ベル・ド・クレシー
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レディ・エマ・ハミルトン
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レッド・カスケード
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シー・フォーム
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紫玉
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[ 2015/12/17 22:25 ] ブログ | TB(-) | CM(0)

つるバラの誘引(ガートルード・ジェキル)

イングリッシュローズのガートルード・ジェキル

3連アーチでトンネル状にされている片面。4株植えられている内の2株が良く育っています。
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この品種、シュートの先には花をつけずに長く伸びますが、春の花枝からは返り咲きます。
比較的花枝が短めで花数が多く、春の開花時は見事です。
短く切り詰めても咲くので、成長期にシュートを切って枝数を増やせば自立樹形でも豪華な株立ちで咲きます。

2年前の枝も残っているので、かなり枝が混み合っています。
上の方ではまだ大きな花が返り咲いてます。

下の方
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中ほど
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上の方
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枝数が多く、新しい枝もたくさんあるので、今回は全て新しい枝(シュート)に更新します。
逆光の写真で分かりにくいですが、ガートルードジェキルは新しい枝と古い枝の色がはっきりと違いますので、分かりやすいです。
まずは、結わえている紐を全て外して、途中から出ているシュートの所まで切り戻します。
枝が絡み合っているため、古枝を外すときには新しい枝を引っかけて折らないように慎重に取り出します。

大体、古い枝が取り除けました。
上の方はまだそのままです。
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地際から出ているシュートは下の方で誘引、上の方で出ているシュートは上で誘引して、全体に枝を配置することを考えながら、脚立に登って、上の方も新しい枝だけにします。
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ここまで出来れば、あとは全体にバランスよく枝を配置してシュロ縄で結わえます。

地際から出ているシュート(ベーサルシュート)は3m近く伸びているものもありますが、これを上の方にまで持って行くと、上の方で咲いて、下の方はあまり花をつけずに枝のままになってしまいますから、低い位置に寝かせるようにしたり、途中で切ったりします。

枝を誘引する際には、出来るだけ枝が交差しないようにすれば、花枝の立ち上がりが均一になります。
(交差した場合は、交差点に花枝が多くなりますので)

出来上がり。
ジェキルは細かい棘は多いですが、枝が細くてしなやかなので、誘引はとてもやりやすい品種です。
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[ 2015/12/15 19:18 ] バラづくり | TB(-) | CM(0)
プロフィール

広沢章夫

Author:広沢章夫
イタミ・ローズ・ガーデンの広沢章夫です。実店舗「能勢ばら園」で毎日バラ苗作りに励んでいます。



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