バラ苗専門店イタミ・ローズ・ガーデン 広沢章夫のブログ

能勢ばら園の様子やバラ苗品種のご紹介、バラづくりに関する事など書いて参ります。

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バラ用培養土づくり(続き2)

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雨続きと筋肉痛(五十肩。。。)で土練りがなかなか出来ず、1週間がかりでようやく完成。
この量で計算上は約1,300リッターですが、実際には50袋(1,000リッター)ぐらいに目減りしてます。

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少し湿り気が多いので、このあと乾かしながら計量&袋詰めしていきます。

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長繊維ピートモスが混ざりにくいのですが、全部の材料が均一で渾然一体になるまで根気よく混ぜます。
攪拌機があればいいんだけど・・・これだけの量を1回に混ぜるには車1台分ぐらい投資が必要なので。。。

EC値(肥料濃度)
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気温16度でEC=1.9。
現在は、わかばに含まれる水溶性の窒素分で数値が上がっていて、植え込んでからの水やりで肥料分は下がり、春気温が高くなる頃には被覆肥料がゆっくり効いてくるので、春の花後までは肥料を施す必要がありません。

PH(酸性度)
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石灰やようりんによる酸度調整は無しで、安定して弱酸性です。

オリジナル バラ専用培養土
6リッター
20リッター
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[ 2015/11/21 18:39 ] 土・肥料・堆肥 | TB(-) | CM(0)

わかばの仕入れ

朝、神戸畜産さんまでわかばの仕入れに行ってきました。
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50袋。重たい。

但馬牛(神戸牛)のブランド「神戸ワイン牛」。毛並みがつやつや。


牛舎の敷き材


自動攪拌機で切り返し中
[ 2015/11/17 15:17 ] 土・肥料・堆肥 | TB(-) | CM(0)

バラ用培養土づくり(続き)

雨で中断していた土練り再開です。
これまでの様子はこちら
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真砂にパーライトと細かいピート・ココファイバーを混ぜたのを再び平らに積んで、まずは肥料を置きます。
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レバープランツの「マグカリン」。穀物の灰を粒状に成形してく溶性(水に溶けない)を実現したユニークなリン・カリ・マグ有機肥料。
マグァンプの有機バージョンみたいな感じで、土に混ぜて使うタイプの肥料です。
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ジェイカムアグリの「ハイコントロール」。微量要素入りの被覆肥料で、温度25度で肥料分が80%溶出するのが360日という長効きタイプ。
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ニーム・ツバキ・タバコをブレンドしたペレット。
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北海道産の長繊維ピートモス
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ぼら土。ぼら土は、宮崎産の水に沈む軽石で、「日向土」と同じもの。日向土は乾燥させてあるのですが、ぼら土は濡れたまんまで少しローコスト。
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わかば。神戸牛の牛舎の敷き材を完全発酵させた堆肥。混ぜやすいように2回に分けて積みます。
わかばの生産レポートはこちら
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平和印の赤玉土。小粒と中粒を使います。栃木産の赤玉を300度で乾燥させた高級品。茨城産の硬質赤玉土よりさらに崩れにくい。
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残りのわかば。
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平和印の鹿沼土。これも300度で乾燥させた高級品。乾燥状態の比重がとても軽く、赤玉より吸水量が多いので、培養土の完成重量を下げて水持ちを良くすることが出来ます。
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最後に、一番比重の軽いバーミキュライト。ニッタイという岡山のメーカーで、国内製造品。
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ひたすら混ぜること2時間。
ようやく、さっくりと1巡したところで日没タイムオーバー。まだピートモスの固まりがあるので、もう1巡。
続きはこちら
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オリジナル バラ専用培養土
[ 2015/11/16 18:45 ] 土・肥料・堆肥 | TB(-) | CM(0)

バラ用培養土づくり

鉢植えバラの土替えシーズンを控えて、培養土のご注文が増えてきました。
品切れしないように、頑張って作っています。
オリジナルのバラ専用培養土はこれまで比重が0.9程度とかなり重たくて、20L入りで18kg程度、発送の際には1箱に1つしか入らず、送料がバカになりません。
重たい土だと鉢が倒れにくくて良いのですが、大きな鉢の場合は運ぶのも大変ということもあり、1箱に2つ入る程度まで軽くしようということになり、この春から配合内容を見直してバラの育ち具合などをテストし、比重を0.7程度まで下げました。

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ベースになる真砂土。
最も重たい材料なので、相対的にこの真砂土の割合をこれまでの約25%から約20%弱にまで下げています。

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真珠岩パーライト。2~3mmの粒状です。

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真珠岩パーライト「ネニサンソ2号」。粉状です。
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これ開封するのが楽しくて!
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ひゅるひゅるっと。

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新しく追加した材料です。
取引先の肥料屋さんオリジナルで、カナダピートとココファイバー(ココナツヤシ繊維)のブレンド品。

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比較的細かくて形が崩れないこれだけの材料を、先に混ぜてしまいます。
その方が、全部の材料を一気に混ぜるよりも効率よくきれいに混ざるので。

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これだけで約500リッター。計算上は。
でも、混ぜると1+1が2にはならず、1割ぐらい目減りします。

この状態での比重はどうかな。。。
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バケツが0.8kgぐらいなので、10リッターで8kg。
真砂:パーライト&ピートモスが、ほぼ1:1で比重が0.8ぐらいになりました。
真砂土の水気がだいぶ多かったので、乾けばもう少し軽くはなります。

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雨がパラパラ降り出して、腰も重くなってきたので、今日の所はこの辺でカンベンしてもらいます。
パーライトやピートが真砂の水分を吸うので、早く乾くでしょう。
広げてブルーシートかけます。
続く。。。

オリジナル バラ専用培養土
[ 2015/11/13 19:18 ] 土・肥料・堆肥 | TB(-) | CM(2)

高品質な牛糞堆肥「わかば」の生産レポートです

実は、堆肥の価格に占める運送費の割合は、相当大きいんです。のっけからこんな話も変なのですが、イタミ・ローズ・ガーデンでもうずっと昔から扱ってきた堆肥「わかば」ですが、ついに運送会社から配達が出来ない旨、通知されてしまいました。理由は色々あるのでしょうが、とにかく重くてかさばるものですから、燃料代高騰の折、割が合わないというのもあるかもしれません。
で、仕方がないので直接、仕入れに行ってきました。
車が小さいので少ししか運べません。時間もかかるし、コストも増えてしまいます。でも、この堆肥はそうするだけの価値があると思っています。高品質です。何が高品質かって・・・説明にはかなりのうんちくが必要だけれども。。。。

一般的にはバラの堆肥は牛糞が良いと言われています。最近は、馬糞の方が良いとか、腐葉土が良いとか、放線菌がどうとか微量要素がこうとか・・・

堆肥の大きな役割は、
1.土壌の膨軟化
2.腐植酸(フミン酸)の供給
です。

そのほかにも役割がないわけではありませんが、この二つが堆肥を施す主たる目的です。で、堆肥によって色々性格があるわけで、どれが一番良いとは一概には言えません。
イタミ・ローズ・ガーデンのバラ専用培養土で使っている堆肥は、この「わかば」と「長繊維ピートモス」です。堆肥以外の資材とのマッチングも考え、組み合わせてバランスを取るわけです。木質系の堆肥は、資材を発酵させて作るもので、その資材と発酵の度合いが堆肥の品質を左右します。

わかば
わかば
わかばの袋は、表面が白、中面は黒で、光を通さないように出来ています。
「特殊肥料」というのは、勝手につけてる名前ではなくて、「肥料取締法」という法律に基づいた名前なんです。でも、なんだかあやしげな感じがすると思うのは私だけでしょうか?(^_^)
わかば
肥料と同じように、この「特殊肥料」にも表示が義務づけられてます。
水分が60%、乾物中1.9%の窒素分。結構肥料分があり、バランスも良いです。完全に発酵させた堆肥は、C/N比が低く、肥料分があるのです。未完全な発酵堆肥や生のものはその逆で、施用するとさらに分解が進む過程で窒素分が奪われて、肥料不足になる事も。

わかばを生産している神戸畜産さん。風光明媚な所にあります。
神戸畜産

神戸畜産

この牧場で飼育されている牛は、「神戸ワインビーフ」というブランドで販売される但馬牛(神戸牛)で、飼料には神戸ワインの絞りかすも使われているなど、こだわりの黒毛和牛です。

昔は牛舎の敷材には「わら」が使われていました。が、今はもうわらも手に入りにくくなってしまい、「おが」が使われています。
これから牛舎で使われる敷き材のストック
わかば敷材1
わかば敷材2

この牛舎で使用している敷材(おが)は、栗東から来るそうです。つまり・・・競走馬の敷材のお下がり。。。サラブレッドの敷材は特別なものらしく、プレナ-とか言うそうですが、それを頻繁に替えるので、大量に出るそうです。馬の糞尿はわずかでまだ新しく、牛にとっても良いものなのでしょう。
ということは、いわゆる「馬糞堆肥」には馬糞があまり含まれていない?そういえば、以前に検討した馬糞堆肥は、かなりさらさらしていて、C/Nが高かった。表記には「2年熟成」とあるのに。原材料も「針葉樹バーク」。。。

牛も口蹄疫とかニュースになるぐらい、やはり清潔な環境を保たなくてはなりませんので、定期的に敷材も取り替えられます。それが、わかばの原料です。ですので、牛の糞を集めて堆肥にしているわけではなく、敷材に牛の糞尿が混ざったものが、原材料というわけです。
牛舎内

取り替えられた古い敷材はここに集められて、発酵最終段階のものと半々に混ぜられます。そうすることで、発酵が早まるのです。なんだか、ヨーグルトづくりみたいです。白っぽいのが新しい敷材、黒っぽいのが発酵させたもの。奥の方は既に発酵が始まって、湯気が立っています。
わかば

切り返しは、自動運転の大型攪拌機。天井のレールに沿って動いています。湯気の中を攪拌機がゆっくり動く幻想的な景色。
わかば
相当な高温になるようで、夏でも湯気が立っているそうです。
わかば

運搬に使われるホイールローダ。 かっこいい。。。
わかば

ずっと切り返ししながら、3ヶ月。
保管場所に移動されたもの。完成品の「わかば」です。もう湯気はなく、臭いもしません。水分も抜けて、高品質な堆肥の出来上がりです。
わかば

袋詰めする機械です。
わかば
袋詰めして出荷されるのは生産分の3割ほどで、7割は農家向けにトラックでそのまま運ばれていくそうです。
生産量も少なく、高品質でレアな牛糞発酵堆肥です。
[ 2014/11/27 23:33 ] 土・肥料・堆肥 | TB(-) | CM(0)
プロフィール

広沢章夫

Author:広沢章夫
イタミ・ローズ・ガーデンの広沢章夫です。実店舗「能勢ばら園」で毎日バラ苗作りに励んでいます。



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